【公務員が税理士に聞いた!】仮想通貨の確定申告で損しない計算方法(3/4)

マイニングはできるだけ経費で落とすのが大事!


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この記事は4記事で構成されています。
気になるところだけ読みたい方はこちらからどうぞ。
 → 国税庁通知のおさらい
 → 仮想通貨で仮想通貨を買う
 → CoinCheckのNEMの扱い(予想)


国税庁の通知には基本的なことしか書かれていません。

ちゃんとマイニングについて経費計上するとそれなりに所得額を減らすことができますので、がんばって計算しましょう!

経費計算に必要な基本的項目


1.1年間でマイニングした日数
ほとんどの人はプールマイニングだと思うので、継続的な受け取りが発生してますよね。

その辺りと整合性が取れるようにしつつ、どちらかと言えば少な目に日数を計上しましょう。

私の場合は10月後半から仮想通貨に参入し、10月末にはマイニングもしていました。

2.パソコンの使用率
ASICなど使っていればネットサーフィンとかしないと思いますが、私の場合はZNYとMONAをノートPCでちびちび掘っているので、このブログもマイニングしながら書いています。

マイニング専用機でない場合、そのPCはマイニング以外でも使っていることになるため、その分の時間を差し引かなければなりません。

私の場合はブログの記事を作るとか、動画を作るとか、子供の自宅学習用のプリントを印刷・保存するとかそんなもんなので、平均すると1日2時間までいかないくらいでしょうか。

ただちょっと計算が厄介で、ブログを書いている時もマイニングは動いてるんですよね。

対策として、通常使用時+マイニング時=全体として、各々の率を求めるよう指示されました。

例えばマイニング24時間/日、通常使用2時間/日であれば、全体を26時間として計算するので、
マイニング=24÷26=92.3%
というようになります。

3.スペックの占有率
2.で書いたとおり、マイニングしながら同時に私も使っているため、どの程度のスペックをマイニングに投入しているかも必要です。

大抵の場合はマイニング中だとCPU使用率100%かと思います。

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逆にマイニングを止めて普通にネットを開いている時とかのなんとなくの平均値を取ってみてください。
完全に放置するとCPU使用率なんて0%になってしまうので、多少、動かしているときのを取る必要があります。

私の場合はブログの記事を書いている(タイピングしている)時にPrintScreenを押して画面コピーを取りました。

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こちらも同じく厄介で、マイニング時が使用率100%なので、全体が100%を超えてしまいます。

対策として、通常使用時+マイニング時=全体として、各々の率を求めることになります。

例えばマイニング時100%、通常使用時2%であれば、全体を102%として計算するので、
マイニング時=100÷102=98.0%
となります。

経費の計算その1:電気代


仮想通貨のマイニングに電気代はほぼ必須の経費ですので、しっかりと計上していきましょう。

正確ではないかもしれませんが、マイニング時はCPU使用率100%なので、電力も100%使っていると仮定します。

(公務員は「こうやって計算しました」ともっともらしく説明できれば通してくれます)

(ついでにGPUなんて単語知ってる公務員は10%もいないので「MONAはGPUなので〜」とか説明するとむしろ混乱されます・・・)

ということで、まずはパソコンの消費電力を調べましょう。

ノートPCなら大体本体の裏にこんなの書いてありませんか。

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この120ワットをメモします。

電気代の計算はこちらのサイトさんを使うと便利です。

 → 電気代計算.com

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というか私はこのサイトでシミュレートした画面をスクショして税理士さんに見てもらいましたが、何も問題ありませんでした。

シミュレートで算出された金額に対して、以下の計算式でマイニングにかかった電気代を計算します。

1日あたりの電気代×稼働日数×(使用率+占有率)÷2
※最後の「÷2」は使用率+占有率で全体が200%になっているので100%にするために入れています。

経費計算その2:パソコン本体の購入費用


パソコン本体の購入費用も経費として計上することができます。

参考までに、パソコンて減価償却が4年だって知ってましたか?
(私は知りませんでした・・・)

これってつまり、4年以内に買ったPCであれば経費計上できるってことです。

私のノートPCは平成27年10月に購入したものなので、平成29年時点ではまだ償却できる資産価値がある計算です。

領収証とか、買った時の書類一式あってよかったです・・・。

これについても電気代と同じ式で計算します。

1日あたりの償却額×稼働日数×(使用率+占有率)÷2


もし平成29年中に購入したPCの場合は、4年で償却なので本体代1/4に対して日数を掛け算します。

例えば平成29年7月1日に20万円で買ったPCで、10月1日からマイニングした場合は、

まず平成29年中の償却額は200,000円×1/4×(7月1日〜12月31日=184日)÷365日=25,206円(端数切り上げ)です。

ここからマイニングに使用した日数やスペックなどを掛け算して求めるので、

25,206円×(10月1日〜12月31日=92日)÷184日=12,603円が1年間分の償却額となります。

経費計算その3:インターネット接続料


税理士さんからインターネット接続料も経費計上できるよ?とご指導をいただきました。

マイニングってネットがつながってないと不可能だよね?ということで、今回私はこの項目を見落としていたため申告書を書き直すことになりました・・・。

インターネット接続料についても本体代と同じような計算をします。

1日あたりの接続料×稼働日数×(使用率+占有率)÷2

マイニングの取得金額-経費3種=マイニングの所得


ここまで頑張って読んでくれた方、お疲れさまでした。

いじわるかもしれませんが、↑の計算ができるExcelファイルを作ってありますので(私が確定申告で使ったもの)、よかったら参考までに使ってください。

一応、私はこの計算で税理士さんからOKをもらった上でマイニング所得を申告していますが、念のため、ご自分でも確認してもらった上で提出すれば完璧だと思います。

ちなみに内訳自体の提出は必要ありませんが、計算結果は5年保存ですので、ファイルはちゃんと取っておくようにしてください。

 → mining.zip

使う・使わない問わず、参考になれば幸いです。

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