【公務員が税理士に聞いた!】仮想通貨の確定申告で損しない計算方法(2/4)

海外取引所を使っている人は必読


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この記事は4記事で構成されています。
気になるところだけ読みたい方はこちらからどうぞ。
 → 国税庁通知のおさらい
 → マイニングの経費
 → CoinCheckのNEMの扱い(予想)


JPY円で仮想通貨を買う分には、いくらでも計算のしようがあります。

ではJPY円に換算できないときはどうしたらいいのか、詳しく解説します。

仮想通貨で仮想通貨を売買する


ここではBinanceなどJPY円に対応していない取引所での単価の計算について、東京税理士会の税理士さんに質問した話を元に記載します。

例えばこんな取引をします。(手数料は無視します)

(1)国内取引所で1BTCを100万円で買います。
(2)その1BTCをJPY円非対応のBinanceに送ります。
(3)送った1BTCで1,000BNB(バイナンスコイン)を買います。


この(3)の1BTCの単価が問題です。

(1)〜(3)までを瞬時にできれば、1BNBは1,000円でいいのです。

でも実際には送ったからといって即時、送った額全部で取引するわけではありませんよね。

すると(2)と(3)の間に時間的な空白が生まれるので、その間に単価は変動してしまいます。

ですが、BinanceはJPY円の扱いがないので、BTCが今、JPY円でいくらなのかが判断できません。

かと言って、国内取引所でも単価はバラバラですよね。

BitFlyerとZaifでも数万円〜の差があるのはよくあることです。

税理士さんの答えはこうです。

JPY円の扱いがなく時価が判断できないときは、国内取引所の1ヵ所を選び、そこの単価を採用してください。
ただし、「BTCはこの取引所の単価を使う」のように、常に同じ取引所の単価を使う必要があります。


とのこと。

今日はZaifが安いからZaifで、昨日の分はBitFlyerが安かったからBitFlyerにしよう。
みたいなことは単価の操作になるため禁止、ということです。


ここからさらに複雑になりますので、がんばってついてきてください。


(3)の取引のあと、(4)500BNBで80NEOを買いました。

その時のBNBの単価はどうするのかも聞いてきました。

このような場合はクロスレートで計算すればよいそうです。

クロスレートというのは、JPY円×通貨Aのレートと通貨A×通貨Bのレートがわかっている時、通貨Bを円換算でいくらになるのかを求める計算方法です。


今回の場合、JPY円からBTC、BTCからBNB、BNBからNEOとつながっていますよね。

BTCは、国内取引所の1ヵ所で単価を使うと決まっていますよね。

そのBTCの価格からBNBがJPY円でいくらなのかわかりますよね。

つまりNEOをいくらで買ったのかわかりますよね。



ということだそうです

すっっっっっ・・・ごい、めんどくさいんですけど、ごもっとも、という感じでした。

この一連の取引を整理したのがこちら。

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※「市場の1BTC〜」の部分は、自分で決めた固定の取引所で確認するものです。

このように、通貨同士の交換においても、その都度利確扱いで計算するように、とのことでした。

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